Q&A  ※(お客様から良くご質問頂く素朴な疑問を纏めてみました。)



 購入前の良くある質問集

Q1. :一生物の家具の定義を教えてください。

Q2. :素材データで見かける【突き板】とはなんですか?

Q3. :どうして他社さんに比べて、高級材を低価格で販売できるのですか?

Q4. :色んな種類の木が多く色合いて迷ってしまいます。お勧めの木材はありますか?

Q5. :無垢材を取り扱う上での注意はありますか?

Q6. :テーブルに向いたお勧めの木材はありますか?

Q7. :部屋に応じたダイニングテーブルサイズを教えてください。

Q8 :同じ素材でも価格が随分違いますがハイグレードタイプの定義を教えてください。

Q9 :オイル仕上げとウレタン仕上げの特徴を教えてください。

Q10.:素材の質感を手と目で見てみたいのですがサンプル発送は可能ですか?

Q11:インターネット以外での注文は出来ますか?


Q12:大口注文を検討しているのですが、対応して頂けますか?

Q13:.製作の注文をしたいのですが、支払い方法はどの様な方法がありますか?

 購入後の良くある質問集

Q1. :日頃のお手入れについて教えてください。

Q2. :メンテナンスはどの位の頻度で行ったら宜しいのでしょうか?

 Q1. :一生物の家具の定義を教えてください。
 A1. :一生物の家具とは突き板など化粧合板を一切使用しない純無垢材で作り上げた家具になります。

最近の家具は天然木を詩って突き板の商品を販売されている小売さんを良く見かけます。

実際に商品の素材データを見てみると本当に小さい記載で(突き板)を仕様と書かれています。

一瞬、それが総無垢の素材と思うほど精巧な造りで、遠目ではプロでも分かりません。

購入の際にそれが無垢材なのか、突き板で出来ているか分からないまま購入している方もいらっしゃします。

この様な突き板の商品は基本は張り物の分類に入り接着剤で天然木の紙やプリントを貼り付けただけの

商品になりますので、時間の経過と共に接着剤の劣化がはじまり、最後にはボロボロになってしまいます。

これではとても一生物とは言い難い商品です。それに比べて天然木100%総無垢材で作られた家具は

木の樹齢100年とすればその家具は100年持つと言われております。

この様に世代を超えて使い続ける事が出来る総無垢材で作られた家具だけを一生物の家具と言います。

 Q2. :素材データで見かける【突き板】とはなんですか?
 A2. 突き板とは原木(丸太)を鉛筆削りの様に薄く削り、スライスしたシートをロールに巻きつけ

それに安価な素材、合板やMDFに貼り付けてあたかも総無垢材の様に製作した商品を言います。

一言で言えば人が作り出した天然木の風合いを持った工業製品になります。

メリットとしては造り手としては大幅にコスト面で安く作る事が出来る上に下地は合板やMDFが90%以上

占めているので反りや割れの発生も無く綺麗な木目を安定して使う事が出来ので工業製品の様に計画的に家具を

作る事が出来ます。また、アーチデザインなど無垢材で製作が難しいものでも安易に製作が可能で

簡単な物であればDIYレベルの工具でも製作が可能です。

使い手としては高額な天然木風の家具をお手頃の値段で手に入れる事が出来ます。

逆にデメリットと言うと造り手としては最近人気が出てきている自然の風合いを生かした節有りの商品が作れない。

近年、無垢の需要は増えてきており、価格が高騰気味の高い素材で売ると利益が薄いなどの理由で

純無垢の天然木を使いたいけど利益が出ないので素材名は小さく、または書かない。

出来れば素材名(突き板)は隠して売りたい後ろめたさがある。 

使い手としては接着材の質にもよりますが数年で端の方から天然木の紙が剥れてくる。

大半を合板/MDFが占めるのでプリント/フラッシュ家具と同等の価値になります。

余談:(なぜ突き板は綺麗なシートが多いのか?

突き板は鉛筆削りの様に原木を紙の様にスライスしていきます。突き板を製作する際には非常に良質な原木を使用します。

理由は節がある物はスライスする際に破れる。(穴から合板/MDFが見える・・・)また、当然綺麗な原木の方

がシートが多く取れるし消費者は当然見た目が良い物を好むので当然綺麗な物が多い。

当工房も一部、テーブル引き出し底板やTVボードの背板など取替えがすぐに出来る部分に

突き板を使用しております。もしご希望であれば、全て無垢材一生物の素材で製作が可能です。

 Q3. :どうして他社さんに比べて、高級材を低価格で販売できるのですか?
 A3.一般的に工場→卸→小売→お客様の元へ流通するのが一般的ですが

当工房は小さな工房で製作に必要な最低限の職人で製作しており、コスト面で一番大きい人件費を

抑えることに加えお客様と直接のネット販売や地元のお客様へ直接の販売をする

事で中間マージンを抑えておりますので、その分お求め安い低価格にて商品の提供が出来ます。

無垢の家具は家具工房や民芸家具によっては100万近い家具もありますが、

その様な観賞用の家具ではなく、実用性のある天然木そのものの高級素材を身近に

また、多くのお客様にお使いいただけるように、木の動きに対応した制作方法で飽きの来ないシンプルな

デザインと、素材の持つ魅力を十分に引き出し本物の素材を身近な家具としてリーズナブルに製作しております。

他にも当工房は一般工房やメーカーとは違い、原木(丸太)の製材〜木材の乾燥と

早い段階から木に携わっており、原材料調達の時点でも、製作コストを抑える事が出来ています。

早い段階から携わる事によって、コスト削減に加え木の動きや欠点などを早い段階から把握する事が出来ます。

 Q4. :色んな種類の木が多く色合いて迷ってしまいます。お勧めの木材はありますか?
 A4. :天然木は同じ木材でも色んな表情、色合いを見せてくれます。

どれも魅力があり選ぶのに迷われるかと思いますが、お部屋の雰囲気で色合いを選ぶとしたら

お部屋の雰囲気を明るく、ナチュラルなイメージにしたい場合はライトブラウン系の(ヒノキ、アッシュ、オーク)材が

お勧めです。また、落ち着いた雰囲気で高級感あるお部屋の雰囲気にしたい場合は、

ダークブラウン系の(ウォールナット、チーク、モンキーポッド)などがお勧めです。

赤系のテーブルでインテリアにアクセントを付けるお部屋にしたい場合には

(ブラックチェリー、レッドアルダー、)など鮮やかな素材もあります。

 Q5. :無垢材を取り扱う上での注意はありますか?
 A5. :無垢材は湿度や温度の影響を受けやすい素材です。

家具を設置された環境によって、伸びたり縮んだりします。多少の伸縮には対応出来る作りになっていますが、

極端に乾燥した場所、湿度の高い場所、直射日光があたる場所など温度変化の激しい場所ではお使い頂けません。

冷暖房器具から出る冷風、温風、除加湿機の傍に当たらないように配慮して設置して下さい。

また、暖房器具の近くに置いたりして、家具が常温よりも高い温度にならないようご注意ください。

その他にも空気を通さないビニール製のテーブルクロスは木の呼吸を止めてしまいますので

割れや反りの要因となりますので汚れ、傷などはメンテナンスで落とす事が出来ますので

そのままの状態でお使いください。 

 Q6. :テーブルに向いたお勧めの木材はありますか?
 A6. :テーブルは日常生活でもっとも摩擦が多い家具であります。

摩擦が多いと言う事は傷が付き易い環境にありますので、傷が付き難い素材を選ぶ事が

大事だと思います。一般的にオークションなどで安売りされている素材

針葉樹のパイン材やスギ材はテーブルに余り向きません。

無垢材と言えば頑丈。と言うイメージがありますが、全ての素材がそう言う素材では無

く一生使える素材とは程遠い素材もございます。

ずっと使えるテーブルは傷が付き難く硬く丈夫でなくてはなりません。

針葉樹の様な(スギ、パイン材)の様な柔らかい素材は余り向きませんので、

広葉樹の様に木目が詰って硬い素材がテーブル素材に適しています。

広葉樹もブラックチェリー材→アッシュ材→ウォールナット材→オーク材順で

より硬く傷が付きにくい素材となります。例で言えば傷が入っては筆が取られる

学習机にはオーク材が良く使われているのはそこにあります。

針葉樹の場合はパイン材→スギ材→ヒノキ材の順で硬くなります。

基本的には針葉樹は木材の粒子が軟く傷が付き易いのでテーブルに向きません。

しかし、ヒノキ材は比較的粘り強く時間の経過と共に表面が硬くなってくる事からヒノキ材も

テーブル素材として使用しております。杉材、パイン材はあくまでも傷が付いても良い前提の

使い捨て感覚で作業台などであれば問題なくお使い頂けるかと思いますが、製作、販売する側と

しましてはスギ材 パイン材は世界一安い木材なので安く製作出来るメリットはありますが

お使い頂くお客様にはデメリットも非常に多い素材になります。

オークションで、(無垢材)のみ強調し素材名を隠したり色を着色して販売している理由はその点にあります。


 Q7. :部屋に応じたダイニングテーブルサイズを教えてください。
 A7. :テーブル決定のポイントにつきましては一般的に流通している
       ランチョンマットのサイズにてお応えします。
 
 
一人分の配膳スペースは左の図の様になりますので

 これをふまえて、テーブルサイズを導き出すとご家族構成に

 合わせてテーブルサイズが分かるかと思います。

 こちらは標準的なサイズで記載しております。


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2人用、4人用、6人用のテーブルも
下記の最小サイズ、最大サイズを記載しますので参考になさってください。

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※2人用の最小サイズ

 2人用の最小サイズはw750×D750×H700oになります。

また、ゆったりと寛いでお食事を取られる場合は

 w900×D800oほどあると余裕もってお食事や

ゆったりとしたスペースを確保できます。
(※鍋を置く場合はD900は必要です。)

※4人用の最小サイズ

 4人用の最小サイズはw1300×D800×H720mmになります

また、ゆったりと寛いでお食事を取られる場合は

w1500~1600×D850ほどあると余裕もって

お食事やゆったりとしたスペースを確保できます。
(※鍋を置く場合はD900は必要です。)

※6人用の最小サイズ   . 
 6人用の最小サイズはw1800×D850×H720mmになります

また、ゆったりと寛いでお食事を取られる場合は

w2000~×D1000ほどあると余裕もって

お食事やゆったりとしたスペースを確保できます。
(※鍋を置く場合はD900は必要です。)

また、H(高さ)につきましては幕板の無いテーブルは

標準的高さを700oで統一し幕板のある商品につきましては

720mmにて製作をしております。チェアの平均的座面の高さ

440oに合わせて製作しておりますので、他のチェアをお使いの場合

はテーブル高さを一度ご確認ください。

テーブル商品ページにて詳細なサイズを記載しております。

 
また、部屋の間取りに合わせてテーブルを設置をお考えの場合は

設置場所、間取り等において 数値だけでは分かりかねる部分があり、

計算上より 若干大きすぎたり、逆に小さい場合など出てくる恐れがございますので

インテリアコーディネーターの方も 実際取り入れられている方法としまして、

実際に ご使用になるテーブルのサイズを新聞紙で サイズを作って頂きまして

フローリングにおいて 実際サイズの計測を行って頂いた方が宜しいかと思います。

細かい寸法での製作も出来ますので ぜひお試し頂き、

ご自宅の空間にあった サイズを導き出して頂ければっと思います。

 Q8. :同じ素材でも価格が随分違いますがA-GradeとFAS-Gradeの定義を教えてください。
 A8. :輸入材につきましては、原木のまま日本に送られてくる訳ではなく

原木を板にして乾燥した状態で日本へ輸入されます。その際に同じ素材でもランク付けされており

例で言えばブラックウォールナット材の場合、A級B級C級とグレードがある中でスタンダードモデルにはA-Grade

使用して製作しております。FAS-Gradeの場合はウォールナット材最高品質の素材を使って製作しております。


ハイグレードタイプの定義につきましては
(FAS)材は色合い木目の美しさと板の幅、節の無い極上板になります。

 (FAS)材を加工する際には見た目、節の無い綺麗な板を使用して家具を製作しております。

(しかし、天然木の故、板を削る際に稀に節が出てくる場合もございます。また、全ての工房、メーカーで当てはまる事なんですが、

最高グレード
(FAS)板の表、裏側にいずれかどちらかには非常に極稀に節が混ざる事もございます。

※(製作する場合ははテーブル天板の見える方には 節のある板は使用致しません。

通常お客様がご覧頂くのは天板の表情かと思いますが、 裏を見れば高い確率で節がございます。

これは自然素材、節=枝になりますので 枝の無い木はございませんので、

最高等級の
(FAS)クラスでも通常お使い頂く際に 見えない部分に極稀に節が混ざる場合もございます。

 Q9. :オイル仕上げとウレタン仕上げの特徴を教えてください。
 A9.ウレタン仕上げに関しましては、良く量産家具で使われる仕上げ方法で

木材を樹脂で覆い保護していますので、殆どメンテナンスの必要はありませんが、木材本来の質感や

時間の経過と共に色合いの変化も少なく、木のぬくもりが感じられません。また、一度、塗装膜に傷が入ると

修理するのに一度全てウレタン膜を剥がして新たに膜を張る必要がありますので、加工費が高額になります。

また、オイル仕上げになりますと、木の質感や時間の経過と共に変わる色合いなど楽しんで頂けます。

もし、万が一傷が入ってしまったとしても、その部分のみサンドペーパーで研磨した後にオイルを塗布して

頂ければまた、元に戻す事が出来ます。しかし、ウレタン塗装に比べますと汚れ易い、また輪染みなども

出来易いので定期的なメンテナンスが必要になります。

どちらも一長一短ですが、末永くお使い頂く事が出来、天然木の手触りを感じる事の出来るオイル仕上げをお勧めし致します。

(ウレタン仕上げをご希望の場合はサイズによりますが、商品本体価格別途15,000~にて承っております。)

 Q10. :素材の質感を手と目で見てみたいのですがサンプル発送は可能ですか?
 A10.もちろん可能です。 3種類の木材まで300円(送料込み)にてお送りしております。

それ以上の場合は1木材増える毎に100円UPします。ご希望の素材と希望のオイルフィニッシュ

(クリアオイル or カラーオイル)を選んで頂き指定の金融機関へのお振込みをお願いしております。

お気軽にお申し付けください。

 Q11. :インターネット以外での注文は出来ますか?
 A11.もちろん可能です。 直接工房で打ち合わせをしながらのご注文やTEL/FAXでも注文を承っております。

規格品ではないオーダー品につきましては誤加工などを防ぐ為にお電話であればFAXにてサイズまたは

詳しい仕様をお伝えして頂ければ幸いです。また、インターネットであれば文面だけでは伝わりにくい部分も

ありますので特別なオーダー品であればサイズなど詳しく記載した簡単なスケッチ等でご連絡頂ければ幸いです。

 Q12. :大口注文を検討しているのですが、対応可能でしょうか?
 A12. :対応可能です。 過去にも製作実績経験もあり、数多く収めております。

他にもメーカーや工務店などの業者様の応援にて依頼製作分も製作しております。

一般的に飲食店などのテーブルなど多くのテーブルを必要な場合、通常一般的な小売店/工務店などを

イメージされると思いますが、無垢材の場合、専門の製作知識等が必要な為に無垢材をメインとして

製作している工房などに依頼があります。直接依頼する事で品質はもちろん価格も抑える事が出来ます。

お気軽にお問い合わせください。

 Q13. :製作の注文をしたいのですが、支払い方法はどの様な方法がありますか?
 A13当工房はご注文を頂いてからの製作になりますので、規格品とは違いご入金を頂いたお金を元に

材料の手配などを行います。お支払方法につきましてはご注文の家具が正式に決まりお見積もりをご納得頂いた上で

指定の金融機関へのお振込みをご入金頂き製作を行っております。 クレジットカードでのお支払いにつきましては

大変申し訳ありませんが当工房はカード決済は現在 取り扱いはおこなっておりません。

その理由としまして 加盟店になりますと、カード会社への手数料を 支払わなければなりませんが、

その分をお客様へ 価格で還元したほうが宜しいかと思い 現在この様になっております。何卒ご了承頂ければ幸いです。

 購入後の良くある質問。

 Q1. :日頃のお手入れについて教えてください。
 A1.基本は乾拭き または固く絞った布巾で拭いてください。

水やお茶をこぼした時はは、かわいた布巾ですぐに拭き取ってください放置するとシミになる場合があります

コーヒーや醤油など色の濃いものをこぼしたときは、すぐに硬く絞った布巾できれいに拭き取ってください。 

放置すると同じくシミになる場合があります。また、表面のツヤが無くなったり、表面がパサ付き感が出てきましたら

当工房の推薦の
(植物性ナチュラル撥水オイル&蜜蝋ワックス)
でお手入れしてください。 

無垢の家具を使う事にあたって定期的なメンテナンスはオイルが膜を張り汚れを寄せ付けない事に加え

反りや割れの要因を抑えると共に無垢の家具をより長持ちさせる事にも繋がります。

 Q2. :メンテナンスはどの位の頻度で行ったら宜しいのでしょうか?
 A2.使用頻度につきましては、テーブルの使用頻度にもより 異なりますので、

一概には言えませんが 約半年に1回程度定期的にメンテナンスして頂ければ宜しいかと思います。

使用状況によっては半年よりも前に天板表面の色合いや艶感が薄れてきた場合もしくは見た目、手触りが

ザラツキ、パサツキ感が出てきたらメンテナンスを行って頂けたらっと思います。

メンテナンス方法につきましては、当工房の商品の仕上げに使用しておりますオリジナルのオイルをキットとして販売しております。

 植物性ナチュラル撥水クリアオイルキット 50CC   2,500
 リボス蜜蝋ワックスキット 50CC              2,000
 オスモカラーオイルキットト 50CC            3,000

蜜蝋ワックスにつきましては植物性ナチュラル撥水クリアオイルの後により自然な艶感をご希望の場合

併用してお使い頂きます。通常のメンテナンスのみであれば植物性ナチュラル撥水クリアオイルのみでも十分です。